渋谷に広がるエコロジカル・ネットワーク|渋谷ソラスタ
「Midori_Times.net」編集部です。
今回は「渋谷ソラスタ」における環境への取り組みをご紹介します。渋谷・道玄坂エリアに建つオフィスビル「渋谷ソラスタ」は、「building smiles ~はたらく人を笑顔に~」をコンセプトに、働く人が快適に過ごせる環境づくりを目指し、2019年3月に竣工しました。
緑豊かなテラスや屋上庭園を備え、都市で自然を感じられるオフィスとして多くのワーカーを支えています。また、生物多様性に配慮した緑化や環境性能の高い建築を通じ、広域渋谷圏におけるエコロジカル・ネットワークの形成に貢献しています。
働く人を笑顔にする新しいオフィスのかたち
渋谷ソラスタは、東急不動産と東急不動産ホールディングスの旧本社ビルを含む4棟の建物を一体的に建て替えて誕生したオフィスビルです。
施設名の「SOLASTA」は、「空(SOLA)」「太陽(SOLAR)」「ステージ(STAGE)」を組み合わせた造語で、「晴れやかな空の下で多彩なワーカーが活躍する舞台(ワークプレイス)となってほしい」という想いが込められています。
建物内には共用ラウンジや各階テラス、屋上庭園「スカイテラス」などが設けられ、ワーカーがリフレッシュできる空間を随所に配置。自然光や風、緑を身近に感じながら働ける環境が整えられています。
都市に緑をつなぐ生物多様性への取り組み

渋谷ソラスタでは、「スカイテラス」に屋上菜園を設けるなど、生物多様性の保全に向けた緑地整備が行われています。また、建設前の敷地内にあった「新南平台東急ビル」の屋上で育っていたウバメガシを保存し、新たに渋谷ソラスタの外構へ移植。長年にわたりこの場所で育ってきた樹木を受け継いでいます。
こうした取り組みは、景観を豊かにするだけでなく、昆虫や鳥などの生きものが利用できる環境を増やし、広域渋谷圏に点在する緑地をつなぐエコロジカル・ネットワークの形成へとつながっていきます。
高い環境性能を備えたオフィス
渋谷ソラスタは、建物そのものの環境性能にも優れています。建築環境総合性能評価システム「CASBEE」では最高評価となるSランクを取得しています。さらに、日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証」では、国内トップクラスの環境・社会への配慮が評価され、最高ランクとなる5つ星を取得しました。
東急不動産では2021年から、渋谷ソラスタを含む広域渋谷圏のオフィスビル・商業施設で使用する電力を再生可能エネルギーへ切り替える取り組みを進めています。施設運営に伴うCO₂排出量の削減を通じて、脱炭素社会の実現に貢献しています。
緑地整備による生物多様性への配慮と、建物の高い環境性能。その両方を実現している点が、渋谷ソラスタの大きな特徴です。
人と自然が共生する都市へ
都市には、働く場所や暮らす場所としての快適さだけでなく、自然と共生できる環境も求められています。渋谷ソラスタでは、屋上庭園やテラスの設置に加え、樹木の継承など、一つひとつの取り組みを積み重ねることで、都市の自然環境を支えています。
こうした緑の拠点が、渋谷フクラスやShibuya Sakura Stage、東急プラザ原宿「ハラカド」などの施設とつながることで、都市の生きものたちが往来できるネットワークが育まれていきます。
渋谷ソラスタは、働く人に心地よさを提供するオフィスであると同時に、人と自然が共生する都市づくりを実践する場所でもあります。都市の中に緑を育み、未来へつないでいく。その積み重ねが、広域渋谷圏のエコロジカル・ネットワークを広げていきます。