自然とともに未来へ。ネイチャーポジティブを体現する「東急リゾートタウン蓼科」
こんにちは。「Midori_Times.net」編集部です。
豊かな森に囲まれ、四季折々の自然を楽しめるリゾート。そんな場所だからこそ、自然の恵みを享受するだけでなく、環境を守り、豊かな状態で未来へつないでいくことが大切です。
東急不動産では、事業活動を通じて自然環境の保全・回復に貢献する「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた取り組みを進めています。その象徴的な場所のひとつが、長野県茅野市に位置する「東急リゾートタウン蓼科」です。
広大な森を舞台にした自然を守る取り組みと、訪れる人が自然を体験し、学ぶ機会を組み合わせた「体感型サステナブルリゾート」。今回は東急リゾートタウン蓼科の取り組みをご紹介します。
東急不動産が進めるネイチャーポジティブへの貢献
ネイチャーポジティブとは、自然の損失を止め、回復に向かわせる考え方です。東急不動産は、これまでの事業活動における自然への依存や影響を把握しながら、自然環境の保全・再生に取り組んでいます。
特に、豊かな自然環境と深く関わるリゾート事業では、生物多様性の保全をはじめ、森林資源の循環利用や脱炭素など、さまざまな取り組みを進めています。
そのなかで掲げられているのが、リゾート施設を「体感型サステナブルリゾート」へと進化させるという考え方です。環境への取り組みを、目に見えない施設の裏側だけで完結させるのではなく、訪れる人が自然に触れ、地域の環境や文化を知り、楽しみながらサステナブルな未来について考える——そんな体験を通じた環境価値の創出を目指しています。
その実践の場となっているのが、約50年にわたり自然との共生を続けてきた東急リゾートタウン蓼科です。森林の保全や生物多様性の調査、地域資源の活用など、長年の取り組みが自然環境の回復にもつながっています。
実際、衛星写真などを用いた分析では、開発初期に一時的な森林面積の減少こそあったものの、その後は増加に転じ、現在は開発前と比べても森林が回復した水準にあることが確認されています。
豊かな森に包まれた「東急リゾートタウン蓼科」

東京ドーム約140個分にも及ぶ広大な敷地に広がる「東急リゾートタウン蓼科」は、ホテルやペンション、貸別荘などの宿泊施設をはじめ、ゴルフ場、スキー場、レストラン、温泉、アクティビティ施設などを備えた複合リゾートです。
八ヶ岳の山々から流れる清らかな水と、豊かな森に囲まれたこの場所では、季節ごとに異なる自然の表情を楽しむことができます。春の芽吹き、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色。訪れるたびに異なる風景と出会えるのも蓼科の魅力です。
もちろん、「東急リゾートタウン蓼科」は自然を楽しむだけの場所ではありません。敷地内では間伐などの森林整備を行い、健やかな森を育てる取り組みを実施しています。間伐材を原料とする商品の開発や、木質バイオマスの燃料としての活用など、地域の森林資源を循環させる仕組みづくりも進められています。
さらに、地域活性化と環境への取り組みを発信する拠点として「TENOHA蓼科」を運営し、間伐材を使ったワークショップやオリジナル商品の販売など、森の恵みを身近に感じられる体験を提供しています。
「自然共生サイト」認定が示すこれまでの取り組み
「自然共生サイト」は、企業や自治体、NPOなどが生物多様性の保全に取り組む区域を、環境省が認定する制度です。国立公園などの保護地域以外で地域の自然環境を守り、回復させる取り組みを行っている場所が対象となります。
東急リゾートタウン蓼科では、長年にわたって自然環境の保全や生物多様性に関する取り組みを続けてきました。その成果が評価され、2024年2月に「自然共生サイト」に認定されました。スキー場やゴルフ場、ホテルを含む複合リゾートとしては初めての認定です。
また、認定に向けた取り組みの一環として、東急リゾートタウン蓼科では、お客様参加型の生物調査イベント「たてしなダーウィンツアー」を実施しました。いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用し、訪れた人が自然を楽しみながら生きものを観察し、蓼科に生息する動植物のモニタリングにつなげています。
自然を守ること、自然を楽しむこと。その両方を実現するためには、そこに関わる人々が環境を知り、地域とともに取り組みを続けていくことが欠かせません。
東急リゾートタウン蓼科は、豊かな森を守りながら、その魅力を訪れる人に伝え、自然とのつながりを体験できる場所へと進化を続けています。
※「自然共生サイト」は、2024年の認定時点での制度名称です。現在は制度の法制化に伴い、「地域生物多様性増進法」に基づく認定制度へ移行しています。